この記事では食品工場の求人状況を詳しく解説しています。 底辺、下流と呼ばれてきた食品工場ですが、最近、正社員やライン作業の求人がとても増えてきました。 食品工場へ悪いイメージを持っている方も多いかもしれませんが、法律が改正されたり工場を建て替えたりしているので職場の環境も良くなりつつあります。 スーパーで売られている食品が高くなっていることが社会問題になっています。 しかし、食品工場や食品製造業は生活していく上で必要な食べ物を「誰でも、いつでも、どこでも」入手できるように私たちの生活をサポートしてくれています。 食品工場はどんな時代でも安定していて、誰でも働ける職場といえます。 そこで、以前食品工場で働いていた私の実体験をふまえて、食品工場で働きたい方へ最新の求人状況を解説します。 ハローワークや転職サイトを利用して食品工場へ転職しようか悩んでいるみなさんの参考になれば幸いです。
サゴハチ
食品工場の求人を調査してみた!
転職サイトで食品工場の求人を調査してみたところ、正社員、パート、契約社員など求人市場は予想以上に盛り上がっている状況でした。
特に食品工場は女性が活躍しているので、主婦の方で家事と仕事を両立したい人にとっては働きやすい環境と言えます。
以下の記事で食品工場の求人状況を詳しく解説しているので参考にして下さい。
食品工場の求人で正社員の仕事は増加している
食品の転職に強いエージェントサイト「doda」で正社員の求人数を調べてみたところ……
引用元;doda公式サイト
※2025年6月の数値です
食品・飲料メーカー(原料含む)の求人件数は5,000件以上ヒットしました。
ここから詳しい条件を指定してみなさんにマッチした求人を探すことにはなりますが、求人件数は決して少ないわけではありません。
今後、食品工場や食品製造業はAIによって仕事が奪われるのではなく、ますます必要とされるでしょう。
また、食品工場の正社員の求人には未経験者や資格がなくても気軽に応募できます。
実際、私が勤務していた食品工場でも未経験者がたくさんいました。
食品工場で働いたことがなくて求人に応募しようか悩んでいる方は、正社員の求人がたくさん出ている今だからこそ積極的に応募して下さい。
工場勤務のことを 底辺職と発言している人は 工場勤務のことを まったく知らない人が 発言していると思う。 工場勤務は底辺職ではないです。 大手企業の求人を見たら よくわかります。 私は警備会社から 食品工場に転職したけど 警備会社に戻る気がないです。
引用元:X.com
Xの投稿にもあるように、転職サイトを閲覧していると大手食品工場の求人がたくさん目に入ってきます。
また、車で街を走っていると大きな食品工場が建て替えをして、新工場が稼働している様子を頻繁に見かけるようになりました。
このように、企業がみなさんの力を必要としていることが理解できます。
これから人口構成比率の高い50代、60代が一線から身を引けば、さらに若い世代にチャンスが広がります。
食品工場の求人で「品質管理」の仕事は超人気!女性にもおすすめ!
食品工場で人気の求人に品質管理(品質保証)があります。
早速、リクナビNEXTで品質管理の求人を調べてみました。
検索条件は「品質管理」「食品・飲料」です。
検索結果はなんと
17件(涙)
人気があるとはいえここまで少ないと厳しいですね。
勤務地などを考慮すると求人は無いのと等しい状況です。
どうしても品質管理の仕事をしたい人は、こまめに求人検索サイトをチェックする必要があります。
食品工場はパートが支えている!家事と仕事の両立には最適
食品工場のパートの求人はどの転職サイトを確認してもたくさんありました。
特にフルタイムで働ける方は問題ありませんが、時短勤務で午前中に働いて午後は家事をしたい人もいるはずです。
6月くらいになると求人が減る傾向にあるので、4月、5月で求人を探しておくことがポイントです。
求人応募のピークはGW明けです。
なぜ6月に求人が減るかと言えば、新生活で子供のことが気になるので4月、5月は転職活動を控える女性が多いからです。
その後、6月くらいになると新生活が落ち着き、「仕事をしようかなー」と思う方が増えて求人が減ってしまうのです。
そんなわけで、6月に入ると企業も求人を出さなくなるので早めに求職活動を始めることをおすすめします。
食品工場に直接応募!本命企業があるのであれば勝負する!
もし、自分の入社したい食品工場がずばりあるようであれば、直接応募するのもありです。
数年前であれば大手食品工場の求人は転職エージェントを利用するような非公開求人や、リファレル採用(社員の知り合いを紹介してもらい採用する)がメインでした。
しかし、大手の食品工場でも人手不足が続ており戦略的に人材を確保するために、自社のホームページに求人内容を紹介しています。
カップ麺で有名な某大手食品メーカーでも同様です。
前から気になっていた企業があればホームページを確認してみたり、直接、人事部に連絡してみることも大切です。
食品工場の求人検索はハローワークをやめて、転職サイトがおすすめ
企業も無料で求人情報を掲載できるということで、利用者が多いのがハローワークです。
しかし、無料という部分がネックでブラック企業も多く存在していることを忘れてはいけません。
私の実体験でも、「ハローワークから入社する人が以前よりも減ったなー」と気になっていました。
企業もきちんと費用を支払い、転職エージェントや転職サイトで自分の会社に合った人材を探すようになりました。
ハローワークではライン作業などの単純作業をする人を募集するのに対して、有料の転職サイトは管理職を募集している傾向が強いです。
これは組織を作る上で大変重要で、両者のすみわけをはっきりさせています。
将来的に会社をどうやって大きくしていくのかといった戦略的な意味合いも含んでいます。
それでは、食品工場の求人検索に転職エージェントや転職サイトを利用すべき理由を解説します。
食品工場の求人探しに転職エージェントを利用すべき理由
転職エージェントを利用する最大のメリットはエージェントがみなさんにマッチした求人を探してくれる点です。
自分で求人情報を探すやり方でも問題はありませんが、非公開の求人や自分では気が付かない案件を知ることができます。
反対に企業側も転職エージェントを利用することで一次面接を外部に委託することができるので以下のようなメリットもうまれます。
- 時間の短縮
- ミスマッチを防ぐ
- 全国から優秀な人材を集めることができる
これらの理由から、ハローワークだけではなく転職エージェントや転職サイトも合わせて利用するべきです。
転職エージェントを利用したい方はこちらの記事を参考にして下さい。
次に転職サイトに関しても解説しますね。
食品工場の求人検索に転職エージェントもハローワークも使いたくない人へ
食品工場の求人検索に転職エージェントもハローワークも利用したくない人もいるはずです。
転職エージェントはエージェントに仕事を探してもうために面談をしたり、直接やり取りをしなければなりません。
また、ハローワークはインターネット検索サービスがあるものの、ハローワークに全く行かないわけにはいきません。
このような悩みを抱えている方にはインターネットで求人を探して、気になる企業に応募をする検索型の転職サイトがおすすめです。
質問:食品工場の求人が多いサイトはなんだと思います?
回答:マイナビ転職が多かったです。
引用元:yahoo!japan知恵袋
実際に検索型サイトで転職活動をされた方はマイナビ転職をおすすめしています。
マイナビ転職の口コミ記事を確認したい方はこちらから。
食品工場の求人状況に関するまとめ
- 求人数は正社員、パートともに多い
- 品質管理などの人気職種は求人が少ない
- 就職・転職活動はハローワークだけではなく、転職エージェントや転職サイトと併用する